11月17日の今日は、ジェイクのアニバーサリー!
2年前の今日から、3本足の勇敢な犬としての一歩を踏み出しました!
6月に事故をして、11月まで週2,3回の頻度でリハビリ、大嫌いだった水中セラピー、怖かった針治療をがんばっていました。
『時間はかかるけど、100%完治する。』と言い切って下さったリハビリの先生を信じて無我夢中で通いました。神経は月1センチのペースで、肘から指に向って確実に感度を取り戻していました。
11月2日。数時間家を空けて帰って来ると、怪我をしている前足をひどく噛んでいるジェイクを発見。おそらく神経が戻ってき始めて、何かチリチリと感じだのでしょう。
気になって仕方なかったジェイクはその前足をひどく噛み千切っていました。
(後々先生に説明を受けたとき、人間だったら足がしびれた様な感覚がしたのではないか、と聞かされました。)
『修復は不可能ではない。』と外科の先生に診断されました。でも皮膚の移植の手術、痛みを伴う治療、そして完治するまでの5,6ヶ月はカーラーを付けて、なるべく動かないようにさせなければいけない。との事。
沢山悩みました。また4本足で歩いて欲しい。でもその私達の願いでまたジェイクを苦しめてしまうのなら、それはただの自己満足かもしれない、、。
リハビリの先生達、外科の先生達、家族、お友達と何度も話し合って、最後まで足切断の手術に反対していた彼氏の合意を得、11月17日の朝、ジェイクを病院へ送りました。
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何事も必ず意味があって起こると信じることにしています。
周りからの視線をすごく感じながらのお散歩、本当に治るのか、と不安を抱えながら通ったリハビリ、、。事故が起こった直後は分からなかったけど、2年経って、やっと、少しずつその『意味』が確信できるようになったかと思います。
犬だって、人間と同じに、感情がある。痛みを感じる。嬉しいときも悲しいときもある。
約6ヶ月間小さな体で健気に一生懸命リハビリを頑張るジェイクを見て、ジェイクはただのペットではない。私と同じ、生き物なんだ。と痛感しました。
この経験は、ジェイクに優しくなる気持ちを通して、他の動物に優しくなる気持ちをもたらせてくれました。人間も動物。地球に居る他の動物たちと共存しなければいけない。と分からせてくれたジェイクは私のスーパーヒーローです。
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3脚スーパーヒーローとのお散歩は、注目を集めます。
でも前とは違った注目です。『すごいね!』『走るの早いね!』『かっこいいね!』と鼻が高くなるような声をほぼ毎日かけてもらえます。
皆さん、これからもどうぞジェイクを宜しくお願いします!